シックス・アングルズ別冊第10号
おかげさまで完売いたしました。

シックス・アングルズ別冊第10号
パンツァークリーク

 


《ゲーム内容について》

Panzerkrieg(パンツァークリーク)は、米国OSG社から
 1978年に発売され、1983年には米国アバロンヒル社から
 再版された傑作独ソ戦作戦級ゲームの完全復刻版です。

名作『第三帝国』『カニェフ』などのデザインで定評の
 あるジョン・プラドスによる本作は、独ソ両軍の指揮統制
 面と臨機応変な対応力の差に焦点を当てたシステムを使用
 し、攻撃時には戦車部隊の集中投入による突破展進を、
 防御時には後方からの予備部隊の急派による機動防御を駆
 使して、両軍とも各シナリオで緊迫したプレイを味わうこ
 とができます。

収録されているシナリオは、全部で10本あり、シナリオ1は
 「キエフ包囲戦(1941年8月27日〜10月8日)」、シナリ
 オ2は「赤軍の冬季大反攻(1942年1月14日〜3月31日)」、
 シナリオ3は「青作戦(1942年6月28日〜9月13日)」、
 シナリオ4は「スターリングラード(1942年11月19日〜
 1943年2月18日)」、シナリオ5は「後手からの一撃
 (1943年2月19日〜3月29日)」、シナリオ6は「ツィタ
 デレ作戦の後」、シナリオ7「ドニエプル渡河作戦(1943
 年10月2日〜12月21日)」、シナリオ8は「コルスン包囲
 戦(1944年2月1日〜3月28日)」です。シナリオ9
 
「マンシュタインの選択」は、もしドイツ軍がクルスク
 突出部への攻勢「ツィタデレ作戦」を実行せず、第4装甲軍
 の装甲部隊を温存してソ連軍の大攻勢を待ち受けていたら、
 という仮想シナリオです。

最後のシナリオ10「ウマーニ解放作戦」は、日本版オリジ
 ナルの練習用ショートシナリオで、本誌収録の「シナリオ7
 リプレイ記事」用対戦の終盤4ターンを、地図の半分を用い
 てプレイします。両軍の初期配置はすべてユニットごとに
 指定されるので、すぐに始められる形式となっています。

ユニット規模は、ドイツ軍は師団、ソ連軍は軍団が基本で
 すが、強力な部隊は全滅しても「戦闘団」の状態で地図上
 に残り、また両軍の将軍ユニットは参加する戦闘を大きく
 左右する効果を持ちます。

今回の日本版では、原版は冊子形式で使い勝手の悪かった
 シナリオチャートをA3判(A4見開き)サイズの別紙で用
 意し、各種マーカーを追加したのに加えて、ユニットや
 マップのデザインも一新してプレイの利便性を格段に向上
 させました。また、ルールの編集にも工夫して、各項目に
 細かく小見出しをつけたり、説明や定義の不足を補足する
 など、原版の問題点を全て解消した「決定版」として、
 長く楽しんでいただける仕様となっています。
 

OSG / AH版からの主な改良点:
 
 
ルールブックの不明点と説明不足を解消し、図を追加
 ゲームマップのデザインを、より見やすく実用的で、かつ美しく修正
 
両軍ユニットのデザインも同様に機能性と雰囲気を備えたものに変更し、
  さらにプレイの進行を円滑にする各種マーカーを大量に追加
 
オリジナル版には収録されていなかった、ユニット配置式の両軍展開表
  増援表を新たに制作、増援表は全てゲームマップ上に収録

 ハーフマップでプレイできる練習用のミニシナリオを、本誌リプレイ
  記事と連動する形で収録

 戦闘結果表、戦闘修正一覧、天候一覧表などの図表類を整理し、
  ルール要約を併載

 

1ユニット:  戦闘団・旅団・師団・軍団・軍
1ヘクス:  25.8
キロメートル
1ターン:  7日または8日

《内容物》
本誌(64ページ)   A1変形判カラー地図1枚 
駒3シート(600個   ◆A3判チャート5枚
A4判チャート2枚

《マップの見本画像》
全体図(JPEG・567KB) 見る
マップ一部拡大/キエフ周辺広域(JPEG・473KB) 見る
マップ一部拡大/スターリングラード周辺広域(JPEG・567KB) 見る

マップ一部拡大/クリミア半島周辺広域(JPEG・567KB
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マップ一部拡大/ハリコフ周辺(JPEG・473KB
 見る

マップ一部拡大/キエフ周辺(JPEG・473KB
 見る

マップ一部拡大/スターリングラード周辺(JPEG・473KB
 見る

《ユニットの見本画像》
両軍ユニット見本(JPEG・284KB) 見る
駒シート1表面(JPEG・567KB) 見る
駒シート2表面(JPEG・662KB) 見る
駒シート3表面(JPEG・378KB) 見る

《チャートの見本画像》
プレイ補助シート1
(JPEG・945KB) 見る
シナリオ展開表3表(JPEG・945KB) 見る

 

《正誤表》2014年9月18日 ※が新規追加・修正分

《訂正》
1)シナリオ1用シナリオ展開表のソ連軍ユニットの初期配置で、
配置ヘクス「F」に3つの戦闘が指定されていますが、5-7狙撃兵
の下にある(F:1)は誤りで、削除してください。AからEまでは、
そのままです

《Q&A》
Q1  10.1項 ある攻撃に参加する複数の攻撃側ユニットは、
すべて同一の司令部に統制されていなくてはならないのか? 
あるいは、複数の司令部に統制されていても一緒に攻撃を行える
のか?
A1  後者が正解です。一つの攻撃に参加する複数の攻撃側ユ
ニットは、異なる司令部に統制されていてもかまいません。

Q2  10.46項 ルールには「実際に使用した(つまり修正後
の)『追加戦闘力』値を、ユニットの戦闘力として計算」とある
が、Q&AのA12では「印刷された(各種修整が適用される前の)
戦闘力」となっていて、矛盾しているように見えるが?
A2  A12の説明は、戦闘ユニットの戦闘力計算についての説
明で、地形や補給切れなどの「修正」が適用される前の数字を使
用します。一方、10.46項の将軍や砲兵については、一緒にス
タックしている戦闘ユニットの戦闘力を上限とする「制限」が
あるので、「制限」が適用された後の数字を使用します

Q3  11.13項 ルールには「修正後の戦闘力合計を上限とし
て」とあるが、Q&AのA16では「印刷された戦闘力が6なので、
加算の上限は6となり」となっていて、矛盾しているように見え
るが?
A3  これはQ&AのA16が正解です。指揮官の追加戦闘力は、
1)一緒にスタックしている戦闘ユニットの『印刷された』戦闘
力値を超えることができず、2)もし一緒にスタックしている戦
闘ユニットの戦闘力値が地形などの修正により『印刷された』
数値より低くなれば、その修正後の数値を上限として適用され
ます



 

 
 
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