ハリコフ 1941-43 正誤表(2003年12月2日)

 


《ルール》

1)4.25項を次のように変更してください。
「その時点で攻撃力がゼロのユニットは、
敵の支配地域に移動して入ることができません。
2)(5.53項の明確化)例えば、移動力が5の
ユニットが1ヘクスの退却を要求され、
退却可能なヘクスが平地を3ヘクス退いた
場所にしかない場合、そのような退却は
実行可能ですが、移動力が2のユニットは、
そのような退却は実行できません。
3)6.31項に、以下の文章を追加してください。
「また、シナリオ3においては、枢軸軍は上記に加えて、
登場エリアCに隣接している地図端のヘクスも自軍の
『補給源』と見なすことができます。」
4)10.21項の初期配置説明の「4グループ」は
「5グループ」の誤りです。

《駒》
1)第四次ハリコフ会戦で使用するSS「ダスライヒ」師団の
師団マークが、LAHのものになっています。
SS「ダスライヒ」師団の正しい師団マークは、
第三次ハリコフ会戦で使用する同師団の
ユニットに印刷されています。
2)SSユニットの裏面には、使用される シナリオの番号が
記載されていませんが、以下のシナリオで使用されます。
表の戦力値が3-4-4のユニット(1個)=シナリオ1
表の戦力値が6-5-4のユニット(4個)=シナリオ3
表の戦力値が8-6-5のユニット(3個)=シナリオ4

《Q&A》
Q1:(2.2項)  ヘクスサイド地形は3種類以外にも森林があるのでは?
A1:  ルール上、特別な効果があるヘクスサイドは、平地、小川、
川の3種類だけです。 森林のヘクスサイドは、「川や大河の絵が描かれて
いない」ので、 平地ヘクスサイドとして扱われます。

Q2:(4.25項)  「ユニット」は「ソ連軍ユニット」と変更すべきでは?
A2:  4.25項の最後に、次の文を追加してください。  
「(例外・ドイツ軍機動ユニット)」

Q3:(4.32項)  スタック制限は各ユニットの移動終了時に適用、
と解釈できるが、 正しいのか? (SS版は移動フェイズ終了時)

A3:  はい、その通りです。             

Q4:(4.36項)  例外に、4.24項(川・大河を越える敵ZOC間の
直接移動) も加えるべきでは?

A4:  おっしゃる通りです。             

Q5:(4.52項)  移動力の倍加は、移動だけではなく、退却
(5.53項)にも 適用するのか?

A5:  移動力の倍加は、退却の際の移動力算定には適用されません。 

Q6:(5.19項)  「0」攻撃力のユニットも敵ZOCに進入できるのか?
A6:  できません。(上のルール訂正を参照)     

Q7:(5.51項)  退却方向はどちらのプレイヤーが決めるのか。
A7:  退却は常に、退却ユニットを所有するプレイヤーの
手で行われます。
もし、退却可能なヘクスが複数存在する場合は、
退却側プレイヤーが決めることができます。

Q8:(5.54項)  「また、〜なりません。」は、敵ZOCへ無条件に退却
できぬ以上、起こり得ない状況なのでは?

A8:  その通りです。                

Q9:(5.55項)  「ただし、〜されます。」も、Q8と同じ理由で
起こり得ない状況なのでは?

A9:  おっしゃる通りです。             

Q10:(5.56項)  5.53項の「また、退却〜行えません。」により、
5.56項は不要なのでは?

A10:  論理的には不要ですが、別項目で明確化されていた方がわかりやすい
と思われるので、5.56項はそのまま残すべきかと思います。

Q11:(5.63項)  1回の戦闘で防御側の2ヘクスが空になっても、
前進は1ユニットだけなのか。

A11:  もし攻撃目標のヘクスが都市ヘクスである場合は、
3ユニットがそのヘクスへと前進することができます。

Q12:(6.11項)  5行目には「瞬間」、40頁(ディベロッパーズ・ノート)
には「終了時」とある。どちらが正しいのか?

A12:  40項の「終了時」とは、各ユニットが移動や退却、戦闘後前進を行った
「終了時」という意味で、フェイズの終了時という意味ではありません。

Q13:(6.11項)  補給フェイズ以外の補給判定に関して、補給切れのヘクスに
進入する、またはそのユニットがいるヘクスが補給切れになると、
直ちに裏返されるのか? 移 動と2ヘクスの退却の途中に
それが生じた場合、裏返されて移動力が低下するが、残りの移動と退却は
どの様にして行うのか?

A13:  移動や退却の途中で補給切れとなった場合、移動や退却を開始した
時点での移動力値を基準にして、残りの移動や退却を継続します。

Q14:(6.11項)  敵ユニットの移動・対応移動・退却・前進により、
補給切れになったユニットも直ちに裏返すのか?

A14:  敵軍フェイズ中の移動や対応移動、戦闘後前進で、自軍ユニットが
補給切れとなった場合、すぐには補給切れになりません。
こうしたユニットは、自軍フェイズが開始した瞬間に、
もし補給切れ状態のままであれば、すぐに駒を裏返して
補給切れとなります。ただし、敵軍の戦闘フェイズ中に
退却を行って補給切れとなったユニットは、即座に駒を裏返して
補給切れとなります。

Q15:(7.3項)  全滅して復帰した司令部が、所属部隊もないのに
ドネツ川沿いに防衛線を張ったりするのは、おかしくはないか?

A15:  復帰した司令部ユニットは、単に司令部組織だけを
現しているわけではなく、戦線の穴をふさぐために
他方面から送られた小規模な増援部隊を現すもの
と考えてください。

Q16:(9.13項)  全ての開始線ヘクスをZOCにするならば、
余ったユニットを 開始線ヘクスから何ヘクスでも
離して自軍側のエリアに配置してもよいのか。

A16:  その通りです。                

Q17:(10.49項)  復帰したユニット毎に、それまで独軍か除去したソ連軍
ユニット の累積VPから1VPを差引く、と言う事か?

A17:  勝利得点の計算は、ゲーム中に累積して行うのではなく、
ゲーム終了時に一括して行います。その時、地図上に残っている
ソ連軍の混成軍団ユニットは、一度全滅して復帰したものも含め、
全滅ユニットとは見なされません。

Q18:(10.5.1項)  移動フェイズには突破できないのか?
A18:  できます。「対応フェイズに」という文章は、
「対応フェイズにも行える」という意味で、「対応フェイズに
しか行えない」という意味ではありません。

Q19: 41頁(プレイヤーズ・ノート)            
「第1ターンはDRを 捕えられる唯一のチャンス」は何故か? 
いくら高比率攻撃を企画しても、
常に対応移動で逃げてしまうのでは?

A19:  おっしゃる通りです。この部分は、何かの間違いであろうと思われます。

 

 
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